職業別の腱鞘炎リスク～美容師さんから事務職まで～

腱鞘炎に関してSNSで質問がありました。
「聞いた事あるけど、詳しく分からないから教えて欲しい」
そのご要望に応えて行きたいと思います。

頻繁になる職業として美容師が挙げられます。
実は、腱鞘炎は美容師さん以外の人々にも発生する可能性があります。
実際、腱鞘炎は手を多用する職業や、特定の運動や作業を繰り返すことによって生じることがよくあります。
例えば、以下のような状況で腱鞘炎が発生することがあります

１．事務職やコンピュータ作業者

今回のコロナ禍で急速にデスクワークが増えてきたため、長時間のキーボード操作やマウス操作によって手首や指に負担がかかり腱鞘炎が発生することがあります。

２．建設労働者や工場労働者

重い物を持ち上げたり、繰り返し同じ動作を行うことによって手や腕に負荷がかかり、腱鞘炎が発生することがあります。

３．スポーツ選手

特定のスポーツや運動によって手や腕を多用することがあるため、腱鞘炎が発生することがあります。特にテニスやゴルフなどのスイング動作を行うスポーツでは、腱鞘炎がよく見られます。

４．介護職や看護師

患者の身体の動かし方や移動を支援するために、手や腕を多用することがあり、腱鞘炎が発生することがあります。

これらの職業や活動を行う人々も腱鞘炎を発症するリスクがあります。
ですが、上記の予防策や適切な姿勢、定期的な休息とリカバリー、接骨院の診断と治療などを行うことで、腱鞘炎の発生を予防することができます。