寝違え・ぎっくり腰が急増中|放置が再発を招く医学的理由とは
寝違え
背骨矯正
腰痛
骨盤矯正
今週に入って急増している「寝違え」と「ぎっくり腰」
今週に入ってから、
三次市・庄原市・安芸高田市周辺でも
-
朝起きたら首が動かない(寝違え)
-
何気ない動作で腰に激痛が走った(ぎっくり腰)
といった症状で来院される方が急増しています。
以前のブログでもお伝えしていますが、
これらの症状を放置して良いことは一つもありません。
「寝違え」は放っておいても治る?それは大きな誤解です
首の寝違えは、
数日〜1週間ほどで痛みが落ち着くことも多く、
「そのうち治るから大丈夫」
と思われがちです。
しかし医学的に見ると、
一時的に寛解しているだけのケースがほとんどです。
医学的に見る寝違えの正体
寝違えは単なる筋肉痛ではありません。
-
頚椎の関節包
-
靭帯
-
深層筋
-
神経周囲組織
これらに微細な損傷や炎症が起きています。
炎症が落ち着けば痛みは引きますが、
関節のズレや可動域制限が残ったままになっていることが多く、
これが再発の原因になります。
人間工学的に見る寝違えが再発しやすい理由
首は、
-
可動域が非常に大きい
-
1日の動作回数が多い
-
姿勢の影響を強く受ける
という特徴があります。
スマホ操作・デスクワーク・運転など、
日常生活で首は常に前後・回旋を繰り返します。
つまり、
ズレたまま使い続ける構造になっているため、
「必ずと言っていいほど再発する」のです。
ぎっくり腰も放置して良いことは何一つありません
ぎっくり腰も同様に、
「安静にしていれば治る」と思われがちですが、
放置はおすすめできません。
医学的に見るぎっくり腰の本質
ぎっくり腰は、
-
腰椎の関節
-
椎間関節包
-
筋膜
-
靭帯
などに急激なストレスが加わり、
炎症や防御性筋緊張が起きた状態です。
痛みが強いため動けなくなりますが、
これは身体が「これ以上動かすな」とブレーキをかけているサインです。
人間工学的に見るぎっくり腰の問題点
腰は、
-
体幹を支える中心
-
上半身と下半身をつなぐ要
-
日常動作の負荷が集中する部位
です。
一度ぎっくり腰を起こすと、
無意識にかばう動作が身につきます。
-
片側に体重をかける
-
腰を固めて動く
-
股関節や膝で代償する
これにより、
腰椎の可動性が低下したまま固定化され、
再発を繰り返す身体の使い方になります。
「治ったつもり」が一番危険です
寝違えもぎっくり腰も、
-
痛みが引いた
-
動けるようになった
= 治った
ではありません。
医学的・人間工学的には、
-
関節の動き
-
可動域
-
身体の使い方
が元に戻って初めて「改善」と言えます。
当院が考える正しい対応
当院では、
-
痛みを抑えるだけ
-
電気やマッサージだけ
で終わらせることはありません。
-
関節の動き
-
身体全体のバランス
-
再発につながる動作パターン
まで評価し、
「再発しにくい状態」を作ることを重視しています。
当院によく寄せられるご相談
-
寝違えを何度も繰り返している
-
ぎっくり腰が癖になっている
-
毎回同じ側が痛くなる
-
病院では「様子見」と言われた
このような方は、
放置による蓄積が原因になっている可能性があります。
まとめ|放置は「治すチャンス」を逃します
寝違えもぎっくり腰も、
放置して良いことは一つもありません。
-
一時的に痛みが引いても
-
身体は元に戻っていない
この状態で日常生活を続けることが、
再発を繰り返す最大の原因です。
三次市・庄原市・安芸高田市周辺で
首の痛みや腰痛でお悩みの方は、
早めの対応が将来の再発を防ぐ近道になります。
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